優れた性能を備えた
アルミニウム合金製船舶の
建造並びに
修繕を行っております。

アルミニウム船の特徴

船体重量を軽量化でき
低燃費での高速走行が可能

鉄の比重が7.85であるのに対して、アルミニウムの比重は鉄の約3分の1、2.7と非常に軽いのが特徴です。そのため、船体の重量を軽量化することができ、低燃費(エコ化)での航走が可能です。

丈夫で錆びにくい素材で
船の長寿命化を実現

鋼は塗装しなければすぐに錆びてしまいますが、アルミ材はほとんど錆びることがなく、鋼船と比較して長期間の使用に適し、償却年数を超えた船が多数あります。鉄や銅を使った部品との接触箇所が電蝕を起こさないよう、高度な建造技術で対応しています。

修繕やリノベーションが容易で
循環型社会の実現に貢献

アルミニウムは鋼より柔らかく、細かい加工が容易ですが、高度な加工技術も必要となります。風があると溶接欠陥を出しやすいため、屋内での建造を中心としています。廃船時、鉄よりも高い価格で売却できるなど循環型社会形成にも役立ちます。

シップ・オブ・ザ・イヤー
受賞

2017

可動式水中翼付双胴船
「鷹巣」
小形旅客船 部門賞 受賞

水中翼の自動制御により低燃費航走を実現しつつ、減揺効果が格段に向上し荒天時も快適な船旅が可能。バリアフリーを徹底した広い通路・ベビーベット付トイレ・手摺に点字案内を付記することで使いやすさも提供しています。曳波が小さく港内設備への影響を最小限にする配慮も行っています。

2018

福岡県 漁業取締船
「げんかい」
漁船 作業船部門賞 受賞

特殊なプロペラや船首の形状等により、揺れが少なく安定した高速航行が可能になりました。取締り業務の効率化、調査時間の短縮化を両立できる点が評価されました。

2020

国内高速クルーズ船
「SEA SPICA」
小型客船部門賞 受賞

瀬戸内海の多島美を贅沢且つ効率よく楽しむため、デッキを含めた居住空間はバリアフリーを採用。外国人観光客にも快適にご利用いただける船内案内設備、抗菌・抗ウイルス空気触媒施工による感染防止対策にも配慮しています。

納入先

官公庁

財務省(函館税関・横浜・名古屋・大阪・神戸・門司)、警察庁・海上保安庁、国土交通省(北陸地方整備局・近畿地方整備局・中国地方整備局・九州地方整備局)、独立行政法人 海技教育機構 航海訓練所、独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構、国立大学法人(東北大学・香川大学)、兵庫県、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、沖縄県、酒田市、川崎市、大阪市、堺市、神戸市、笠岡市、光市、高松市、観音寺市、松山市、今治市、福岡市、宗像市、座間味村、多良間村

海運会社その他

牛島海運有限会社、株式会社大神海運、大津島巡航株式会社、沖縄県離島海運振興株式会社、有限会社神谷観光、川崎重工株式会社、関門パイロット組合、九州商船株式会社、有限会社恭兵船舶、三洋汽船株式会社、有限会社シーセブン、小豆島急行フェリー株式会社、有限会社新喜峰、株式会社瀬戸内島たびコーポレーション、瀬戸内海汽船株式会社、せと観光ボート有限会社、津吉商船株式会社、内海曳船株式会社、長崎汽船株式会社、日鉄住金物流君津株式会社、沼島汽船株式会社、野母商船株式会社、博多海砂採取協同組合、株式会社はやて、播淡聯絡汽船株式会社、備讃フェリー株式会社、福山ポートサービス株式会社、本島汽船株式会社、合名会社水納海運、六口丸海運有限会社、六島航路有限会社
(50音順、敬称略)